ポジティブ思考と気持ちの余裕を持つ

看護師が現場で成長するコツは、失敗はすべて自分ごとだと考えることです。
相手が悪いという心理があると、ついつい人のせいにしてしまいます。
人のせいにすれば気持ちは楽になるかもしれませんが、自己成長が期待できません。
人間は過ちを犯す生き物ですから、自分が正しいことばかりではありません。
時には間違ってしまうことがあり、その際は素直に認める必要があります。
人間は自分の考えに基づいて行動しているので、考えが頑固だと行動にも融通性がなくなります。
自分がすべて正しいと思うのではなく、間違っているかもしれないと考えてみることが、看護師として成長するためには大事です。

自己成長のためには自分を褒めてあげることも重要になります。
何事もネガティブに考えてしまうと、自分に自信を持てなくなってしまいます。
ポジティブ思考になるためには、コミュニケーション能力を磨いてみると良いでしょう。
上司や同僚と円滑にコミュニケーションを取っておくと、失敗した際にアドバイスをもらえたりフォローしてもらえたりします。
人に聞くのは恥ずかしいという考えを持っていると、確実に成長は遅くなってしまうでしょう。

現場で成長するためには、気持ちに余裕を持つことが大事です。
自分に余裕がない状態に陥ると、ミスが増えてしまいます。
最初の頃は余裕を持てないかもしれませんが、これは看護師としてのスキルに自信がないためです。
自身のスキルアップを実感するためには、1ヶ月前の自分と比べてみると良いでしょう。
成長を実感できたなら、それが大きなモチベーションになるはずです。